鳥ウキウキ

過去のものを含めた探鳥の記録と鳥の紹介です。

Bruneiの探鳥

Bruneiの探鳥

 Bruneiは国土が海とマレーシアの土地によって2つの地域に分れている(飛び地)。その2つの地域を行き来するのに船か、陸路でマレーシア(ボルネオ)を経由するしかなかったのだが2020年に海に20kmの橋がかかったので簡単に行き来できるようになった。
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食事、買い物によく行ったマーケット

 それで、今回の探鳥地は橋を渡った、飛び地のテンブロン地区で約4日半(一軒家4LDK 一括借り)。

Bruneiのターゲット

 Garnet Pitta、Oriental paradise Flycatcher、サイチョウ、ヨタカ2種、フクロウ、Kingfisher。
であったが、ブルネイ10回目のメンバーによれば、こんな暑くて、湿度が高いのは異常。ガイドも、テンブロン地区ではないバンダルスリブガワンの方は毎日雨が降っているとのことで、鳥が散ってしまって状態が良くないとのこと。

探鳥時間、場所など

 ここでは、朝食後探鳥、昼間暑いので12時~4時までシエスタ。4時~午後10時近くまで鳥を探す。Pittaやサンコウチョウのポイント。ガイドがいつも案内するポイントのようだが、全く芳しくない。

Gray-hooded Babbler(chestnut-winged Babblerから分かれる) 和名なし

 宿の近くでもタイヨウチョウ、ハナドリ、低地のキツツキ程度なら出るんですが

Banded Woodpecker シマベニアオゲラ

 ボルネオは餌付けは禁止されていないのだが、ブルネイは餌付けは禁止になっているので、こんな環境だとなかなか厳しい。また、サイチョウも普段ならガイドのAdapted-Familyの庭で簡単にみられるのだがこれも今年は芳しくなかった。
 そのAdapted-Familyの家で今回2回ほど夕食を食べたけど、 sticky rice (もち米を笹で巻いて蒸し、最後に焼いて焦げ目をつけたもの)美味しいねといったら、それを沢山出してくれた。ありがたいんだけど、そんなに食べれないよ。

 クロサイチョウを一度その庭でみたけど、そうれだけ、ダメだな。
 夜の部もヨタカはLarge-tailed Nightjar オビロヨタカ以外は全くダメであった(なので掲載しません)。また、何故か16日のSDが見つからない💦。まあ、その日もRufous Woodpecker クリチャゲラ以外は普段みている鳥なので、いいのだけど。
15、16日とダメだったので、エクストラフィーが必要だけどボートツアーしてみるかということになった。

8/17ボートでの探鳥

 ボートはAdapted-Familyのもので、川までボートを引いていって乗り込む。川幅は上流に行くほど狭くなるし、倒木があるしでなかなか難しいな。この辺りは、まだ潮の影響を受けるので潮位が低くなるとボートがとおれなくなるので朝8時半~3時くらいまでの探鳥となった。
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リバークルーズ

川沿いなら少しは気温は低いと思われたので、期待したんですが、やっぱり駄目でした。

リバークルーズでの鳥

この鳥は、沢山出てきた。マレーの名前が付いてるけど、ボルネオの方が見やすいとか

Malaysian Blue Flycatcher マレーシアヒメアオヒタキ

小型のチメドリで動きが早く、ボートの上からだと揺れるので後で写真を見るとスッキリ止まっている写真がないな。

White-chested Babbler ムナジロムジチメドリ

キヌバネドリとしては一番小型で、出会いは比較的あるキヌバネドリ・・そうは言っても出会えれば嬉しいけど。

Scarlet-rumped Trogon コシアカキヌバネドリ

Bruneiのこの地区には多いのかな、良く出会う小さなカワセミ。そんな簡単じゃないとおもうのだが。ただ、セグロの方にはなかなか会えないけど。

Rufous-backed(Oriental ) Dwarf-Kingfisher (セアカ)ミツユビカワセミ

クルーズの最後で、自分で見つけた。鳩かと思ったが体形違うし、尾の帯が見えた。

Malaysian Hawk-Cuckoo マレーシアジュウイチ
夜のカワセミ

クルーズ後の夜の探鳥。フクロウの声が全くしない。しかし、何とかガイドがカワセミをさがしてくれた。
アオヒゲショウビンが2羽出てきてくれた。それとミツユビカワセミ1羽。

Rufous-backed(Oriental ) Dwarf-Kingfisher (セアカ)ミツユビカワセミ
Rufous-collared Kingfisher アオヒゲショウビン

それにしても今回は夜は不調だった。18日は午後雨になってなかなか止まない。雨が降ると、音波キャッチで狩をするフクロウは出てこない。止んでも、キャノピーに雨が残って、これが落ちて来るのでその後も数時間しないと無理。
そんな中、女性メンバーは雨が上がった夜の2時にトライしたいと言い出す。どんだけ いや~” too into --"でしょ、他の年寄りメンバーは寝てる方がいいというに決まってるし。ガイドが一緒とは言っても一人で行かせるのもなんだな~ということで。睡眠3時間半でナイトバーディング。やはり駄目でした。こんだけやって、ダメなら諦めもつくでしょ。

Babbler(チメドリ)

Pitta やサンコウチョウを狙っても撮影出来なかったが。その時に撮影した、個人的に好きなチメドリ達です。基本的には、チメドリって撮影が難しいのですね。殆ど止まっている時間がないし素早いしで
いつもPittaとか狙ってハイドに入っていると撮影できるので、ハイドなしだと難しい鳥かと

Black-throated Babbler ノドグロモリチメドリ

前回見た時も2羽だったかな?数羽でやってくる。面白い顔をしているのですきなんです。前にWay Cambas で撮影している。

Fluffy-backed Tit-Babbler ミノゲチメドリ

最初Bold-striped Tit-Babbler かなと思ったんですが、でかいなと思って。ライファーでした。

Chestnut-rumped Babbler コシアカモリチメドリ
Chestnut-rumped Babbler コシアカモリチメドリ
Garnet Pitta・・8/19撮影

何度挑戦したことか!ガイドが” he is coming" というのを何度聞いたか。あとチョットで引き返してしまう。写真は私からだけ見えたので撮影できているが蔦が前被りでありフォーカスを合わせるのに苦労したし、やはり前被りがわかる。
まあ、他のメンバーは撮影していないので申し訳なかったが。

Garnet Pitta(ムラサキヤイロチョウ

そのハイドから一瞬見えた
オオコノハドリとコノハドリの区別がつかないけどオオにしておこう。

Greater green leafbird

今回のバードウォッチングはここまで、最後に女性メンバーがまた空港行く途中でモスクを見たいという。何か、船がモスクの前にとまっていて幻想的というので。スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク(オールドモスク)と言うらしい。

確かに綺麗ではあった。

スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク(オールドモスク)

この撮影を最後にして今回の旅はこれで終了しました。・・・長い旅だった!!