鳥ウキウキ

過去のものを含めた探鳥の記録と鳥の紹介です。

Java 3-5日目

East Java の後編(8/12-8/14)

早朝、噴煙・・活火山ですね
12-14の移動

8/12

 この日は、最後のメンバーが到着合流の予定で(前日Suravayaには到着した)、いつ来るんだろうと思いながらも、最初のHideに到着。ハイドに入るとすくに、White-crowned forktail(Javan)*EとJava Kingfisher*Eが出てきて。到着しない内に出ちゃったと思ったんですが。

 そうこうしてるうちにメンバーが到着、するとまた、White-crowned forktail(Javan)とJava Kingfisherがでてきた。しかも、Java Kingfisherは超至近距離に出てきた。え~これも餌付けられているんだ(*_*)。
Forktailにしたって、Java Kingfisherにしても、凄くshYでHideじゃないと、超絶撮影が難しい種だ。何だろうか、こんなにあっさりだと拍子抜け。有難みが薄れる。歩いてHuntingで撮影したら満足感おおきいんだろうが、Javaまで来て外したら・・と思うと微妙ですね。まあ、確り撮影できてよかった。

ボルネオでもそうだったけどHide での難しい鳥の餌付けが最近凄く進んだような気がする。 探すのが基本だが、そんな楽しみが少なくなていくのが寂しいと同時に、これがなかったら一生みれない鳥だよね。または、数日間探して証拠写真とか。・・・凄く複雑な心境になってくる。

本命Javan Banded pitta(キマユシマヤイロチョウ

 今回は特にこれを本命としていたんだけど、これも時間は少し掛ったけど♂♀で登場した。Banded pitta は、Malayan、BorneanとこのJavanの3種にわかれている。Borneanは5-6月初旬の旅で見る予定だったけど抱卵していまい見られなかったので、今回、Javanがみられて良かった。Bali島でもみてます。何度も出てくるんだけど、カメラ向けるとブッシュに隠れてしまう。そんな繰り返しで♀しか撮影できなかった。この鳥はきっと、個体数は多いのだと思うが、問題は撮影方法ということだろう。

もう一つの本命、Javan Howk-eagle 外す
これを登って撮影予定だったけどいなかった">

もう一つ、ジャワクマタカ。外した。2日前までいた。また、幼鳥は餌付けされていて1週間前までいたという。・・・巣を観察できるブラインドまで行ってみた。凄い行程で、バイクの後ろに乗って30分、更に少し登りかつ急峻谷を下っておりた。・・・結局だめだった。
戻ってくると、固有種のBabblerのHideに行くかBanded KingfisherをHuntingで探すかの二択で、高齢者がいるので前者を選ぶことにした。
White-bibbed Babbler ムナジロモリチメドリ*E

White-bibbed Babbler ムナジロモリチメドリ*

他にはTemminck's Babbler ワキアカムジチメドリ、Blue Whistling-Thrush (Yellow-billed) オオルリチョウ(flavirostris グループ)

そこから、7時間以上のドライブで東ジャワのパニュワンギまで。
途中、コーヒータイムの時にScarlet Minivet (Javan) シュイロサンショウクイ(exul/siebersi)、Black-winged Flycatcher-shrike ハグロヒタキサンショウクイを撮影したけど、まあ酷い写真しか撮影できなかった。

当日の写真ではないですが、8/17の独立記念日を祝う旗です(日本から独立)

しかし、今回の旅は、車の移動時間が長すぎて、噴火のせいもあるけど、ちと不効率な日程かな。東端での鳥をあきらめれば、マラン周辺でそこそこ良い鳥が撮影できるような気もするな~。今更ながらなんでしょうけど。
宿はLuminor Hotel Banyuwangi 2連泊

8/13

早朝6時出発、正確にはわからないけどSendang Seruni付近のハイドで撮影。当日はそこでマウンテンバイクの競技を行っていて、ハイキングや鳥見客ではなく自転車乗りが多かった。
Gray-breasted Partridge (White-faced Parrige)ハイムネミヤマテッケイ*E ・・これはほぼここにまで出向かないとみられない鳥なんですね。その意味で貴重です。

Gray-breasted Partridge (White-faced Parrige)ハイムネミヤマテッケイ

他にはRed Junglefowlセキショクヤケイ・・タイのより汚い(失礼)が亜種だそうです・・写真割愛。
Pale Blue Flycatcherウスヒメアオヒタキ♂と♀・・Endemicじゃないけど載せておきます。

Pale Blue Flycatcherウスヒメアオヒタキ♂と♀

Snowy-browed Flycatcherムネアカヒタキjuvenile も出たけど写真は載せません。

ハイドを出てその付近でHuntingで撮影。なかなか厳しい。やっぱりそうですね。hIde撮影ばかりで撮影していると勘違いしてしまう。
Mountain Tailorbird キバラサイホウチョウ

Mountain Tailorbird キバラサイホウチョウ

Blue Nuthatch ズグロゴジュウカラ・・・んんん、1ショットだけだったので掲載しません。

そこから、東Javaでは一番南に位置するAlas Purwo N.P向かう。時間もあったので、昼食で焼魚を食べた。なので、焼き魚はホットするな。

そこから、1時間強のドライブ、更に30分以上歩いて鳥がくるポイントへ
Black-winged Flycatcher-shrike ハグロヒタキサンショウクイ、Common Hill Myna キュウカンチョウ、Streaky-breasted Spiderhunter (Javan Spiderhunter) スジムネクモカリドリ*E Black-thighed Falconet モモグロヒメハヤブサ、Javan Flameback ジャワコガネゲラ*E
,Rhinoceros Hornbill サイチョウ、Hair-crested Drongo (Javan Spangled Drongo) カンムリオウチュウ(jentincki/faberi)*E

Black-thighed Falconet モモグロヒメハヤブサ、Javan Flameback ジャワコガネゲラ*E

その場所からパダン・サバーナ・サデンガンという広い場所に。でもSavannaじゃないな

目的はGreen Peafowl マクジャク,
固有種じゃないけど、極めて撮影の難しい鳥と聞いていたが(実際にみたのは、ベトナムのCat tienだけ)ここでは、彼方此方沢山いる。草原に人間が入れないくなっているので、鳥も安心しているのでしょうね。
求愛シーンを見たかったけど、♂同士の争いであった。・・これはこれで良かったです。

Green Peafowl マクジャク

他には、Lesser Adjutant コハゲコウ、Javan Myna ジャワハッカ*E Cattle Egret (Eastern) アマサギ,Collared Kingfisher ナンヨウショウビン
,Asian Woolly-necked Stork エンビコウ

Javan Myna ジャワハッカ*E

そこで5時過ぎで、宿に戻りながら夕食、時間あるし普通に食べられるかな?と思ったら、インドネシアの伝統食堂料理。これが日本人にはだめなんだね。数時間前に調理したものばかり並んでいてその中から選択するもの。時間経過すると基本的には固くなってしまうでしょ。それに、オーダーしてから調理するという日本人的概念では、?なんですよ。味も日本人の口には合わないものが多いのです。
何度食べても慣れない。衛生面でもやや疑問もあるし。
経費の節約?と思っていたけど、どうも時間があまりない時に利用していることにあとで気づいた。ファーストフード店がないんですよ。フィリピンのジョリービーとか。
あすの予定聞いたら朝4時半出発。エーなんで? ハイド管理者が6時までに到着するようにと言っているんだとか?

8/14

これでEast-Javaの鳥見は最終。翌日のエアーは6時発。ホテルは空港近くとは言え3時半過ぎ出発となるし、この地からSuravayaまでは6時間強かかるし。ということで午前中までが探鳥時間でした。
向かった場所は、バルラン国立公園, アフリカのサバンナのような感じ(大型動物は、シカ、スイギュウくらいしかいないようだけど、ヒョウもいるようではあるが)。
途中でGreen Junglefowl アオエリヤケイ Endemic (country/region)を撮影しながら行くも、直ぐに逃げてしまう。結局早くハイドで撮影すれば良かったんですが。

ここにブラインドを張って撮影しました。

水場はあまり綺麗じゃないので、あまり良い写真は撮影できなかったけど、ソコソコの種類はでてきました。
Red Junglefowl セキショクヤケイ、Green Junglefowl アオエリヤケイ*E、Java Sparrow ブンチョウ*E、Javan Pond-Heron ジャワアカガシラサギ*E、Javan Myna ジャワハッカ*E、Collared Kingfisher ナンヨウショウビン、Black-winged Myna ソデグロムクドリ*E

ここまで行ってよかったのは、ブンチョウ、ソデグロムクドリ。ほほ絶滅危惧種で、バリ島の一部とこの辺りでしかもう確実には見られない鳥です。・・・どうも一緒したメンバーは貴重さが分かっていなかったようですが。

Green Junglefowl アオエリヤケイ
羽開いていたけど頭が見えない
<>
Java Sparrow
Black-winged Myna ソデグロムクドリ

ここで時間は9時くらい。この時間になると鳥が出てこない。なるほど~、それで6時に来てとハイドの管理者が言っていたんですね。
それで、別の場所、海近くに Bama Beachに。サイチョウなどを探しに。

Oriental Pied-Hornbill キタカササギイチョウ

ほかには、遠かったSmall Blue Kingfisher (Cerulean kingfisher) ヒメアオカワセミ、Scarlet Minivet (Javan) シュイロサンショウクイ(exul/siebersi)がいた程度かな。

ここで10時、特に他に今日は予定もないというので、じゃあユックリSuravayaに向かって帰りましょう。帰り道に、シーニックポイントがあれば寄ってということにしました。
 
 この公園で、集合写真ポイントがあったので、そこでチョット。

savana

最後は、女性メンバーの要望でスラバヤのアルアクバー大モスクに寄ってもらうことにした。

アルアクバー大モスク

当日のホテルは自身で予約したあったので、チェックイン後、最後ガイド達とディナーを食べ。外したターゲットもあったし、ロードコンディションで移動時間がかかったけど、総じて満足できるものだったよと言って別れた。

Java Hawk-eagleとかJavan Broadbill、Javan Blue Banded kngfisherなどで行ければな~と思うけど。
難しいかな。