鳥ウキウキ

過去のものを含めた探鳥の記録と鳥の紹介です。

東京湾最深部のオオミズナギドリ

近場のオオミズナギドリ

 オオミズナギドリは航路などに乗った時に見られる、日本で一番普通の外洋性の海鳥であるが、10月初旬、何故か東京湾の最深部に数日間だけやってくる。南に帰る途中なのか?
 ということで今年もやって来た(昨年はだめだったけど)。

陸から

 自転車で10分くらいの場所だし、陸からミズナギドリの群れが見れるって素晴らしい。
また、バックが幕張新都心とか、停泊中の船の写真となるというのが好きなんです。

一番近くで
背景、幕張新都心、千葉港停泊中の船

魚捕り

魚を餌にしてることは分かっていたが、今年は魚群が濃いのか、遠かったけどこんなシーンが見られた

ボラかな?

スローシャッターで

 まあ、普通に撮影しても面白くないのでSSを1/50くらいで撮影してみたけど、車や飛行機じゃないので難しすぎる。歩留まり1/500・・・これが、珍鳥ならこんな撮影しないけど

下の写真くらいでないと、超トリミングだけど

付録:クロサギ

 オオミズナギドリ撮影で海岸にいっても、近寄ってくれなかったので反対側の海岸にいくと、おかしなサギが。クロサギ
1ヶ月前に撮影した個体がまだいたので、少し撮影してみた。

クロサギ

9月のシギチ

9月のシギチ

アオアシシギ、ウズラシギ、タカブシギ

 他にも少し大きめの鳥を探してみると

アオアシシギ、ウズラシギ、タカブシギ

 

光があまり良くなかったので上手く撮影できていないが他の鳥を探しに、蓮田めぐりをしてみた。結局14000歩、歩いて日頃の運動不足の解消となった。
タシギ
 タシギは、多分たくさんいるのだろうが、見つける前に飛ばれるの繰り返し。

タシギ

 

更に別の場所に車を置いて歩き回るも成果がない。たまたま、ヒバリシギがいるとう場所を教えていただいた。居たけど遠かった。そこで更に、アメリカウズラシギ、キリアイ。ツバメチドリ(幼鳥)などがいる場所を教えて頂いた。

でもね、遠くの方で、歩きだと車戻った方が良いか、そのまま行くか迷う距離であった。

ヒバリシギ

 その遠い場所から別に行って帰りにみてみるとヒバリシギが比較的近くに来ていた。

ヒバリシギ
キリアイ、ツバメチドリアメリカウズラシギ

 アメリカウズラシギ意外は遠い場所にいて証拠写真程度であった。

キリアイ、ツバメチドリアメリカウズラシギ

ツバメチドリの横にオジロトーネンとおぼしき鳥もいたが余りにも遠く、確り撮影できていないので紹介はしない。

午後

 かなり午前中あるいたのでお昼が1時半で、コンビニに。その後、蓮田を流していると上空に大きいシギの群れが飛んでいった。これはオグロシギではないか?ということで探したがみからなくて、アカアシシギのポイントに戻ると、反対の田んぼで

ツルシギ

ツルシギ

 オグロかと勘違いしていたが、オグロなら少し離れた場所にいるというのでそこまで案内していただいた。

オグロシギ

オグロシギ
 

 田んぼの一番端にいて、教えて頂いてやっと気づいた程度の距離だった。

三番瀬

 その内、三番瀬オグロシギの群れが入ってきたとの噂が流れてきたがなかなか行けなくて、かなり遅れて行ったがまだ残っていて良かった。

オグロシギ

 餌取りに夢中で時によっては足元まで近づいてくる。 

オグロシギ

 他は、オバシギハマシギミユビシギ、トーネン、メダイチドリ、シロチドリ、キアシシギ、ミヤコドリ。コオバシギ、アカアシシギ、キリアイの噂も聞いたけど見つけられなかった。

オバシギ

オバシギ

 

Arizonaにオオミチバシリを探しに(後編)

2日目

2日目の探鳥はMTレモンに探鳥に行きました。
そのMTレモンの山に入る手前の道でこの鳥がサボテンの上に止まっていました。ただ少し逆光気味で^^;

Red-tailed Hawk:アカオノスリ
Red-tailed Hawk:アカオノスリ

飛び出した方向が悪かった

MTレモン


MTレモンの入り口の道路です。両側に人形サボテンが林立しています。

MTレモンには途中でいくつものピクニックエリアとかトレイルへの入り口があります。
ガイドは鳥のポイントを知っているのでしょうか。頂上までに数度止まって鳥を探しました。今回は標高の低いポイントでの探鳥で出てきた鳥です。

Cassin’s Kingbird:ハシボソタイランチョウ

kingbird ^^;、同じような鳥が何種もいるやつ。ガイドに識別ポイントを聞いたところ喉が白いのと声とか。確かに”Compared with Western Kingbird, Cassin's has a darker gray head and chest, and clearly defined white throat.”というWEB(Greg in San Diego)がありました。

飛んだところを

Hooded Oriole

珍しくないけど、この旅ではここで1度だけ見ました。前回はサワロ国立公園でみているので低地にいる鳥なんでしょうね。

Hooded Oriole
Anna's Hummingbird.:アンナハチドリ

アンナハチドリが遠くの木の枝に止まっていました。構造色で少し顔が蛍光色的に赤くなっていました。もう少し赤くならないかなと思って待っていたら、急に飛び出しました。
それが偶然に撮影できました。

Anna's Hummingbird.

少し山を登って次のポイント

Grace's warbler:グレースアメリカムシクイ

ガイドにこの鳥の要望をしておきました。撮影は8年前にできているけど、あまりにも遠かったので良い写真を撮影したいと。
行くとすぐにこのアメリカムシクイが出てきました。でも最初は松のような木の高い場所でした。しかし、徐々に降りてきて、良い写真を撮影できる場所に降りてきました。

Grace's warbler:グレースアメリカムシクイ

生息域はUSAのアリゾナなどの南部とメキシコから中米(コスタリカまで南にはいない)ので、やはりアリゾナでみたいアメリカムシクイということになります。
Grace's warbler:グレースアメリカムシクイのポイントでは、他の鳥も撮影できましたが、その中であまり上手く撮影できななかった2種。
当日は、この以外の場所でこの2種は撮影出来ませんでした。

Violet-green Swallow:スミレミドリツバメ

高い木の枝に止まっているのをガイドが見つけてくれました。

Violet-green Swallow:スミレミドリツバメ

数羽が上空を飛び回っていたのですが、抜けてる空間が狭く何度トライしても飛んでいる姿は撮影出来ませんでした。
Arizona Woodpecker:アリゾナキツツキとPlumbeous Vireo:ハイイロフタスジモズモドキもいましたが、前編で紹介済なので掲載しません。

Yellow-eyed Junco:メキシコユキヒメドリ
Yellow-eyed Junco:メキシコユキヒメドリ

別の場所で撮影したものも同時に紹介します。以下の鳥の写真も同様です。

Audubon's Warble

 旧Yellow-rumped Warbler。それがAudubon's WarbleとMyrtle Warblerの2種に別れました。その2種も各2種の亜種があるようで。よくわからない。
Yellow-rumped Warblerは、何年か前に鎌倉材木座海岸に出てきた。その時の和名はキヅタアメリカムシクイ。現在はMyrtle Warblerが和名を引き継いでいる。Audubon's Warbleはまだ和名がない。
MTレモンでは、何度も見ることができました。
Audubon's warbler:和名 なし

Audubon's warbler:和名 なし

昨年はMyrtle Warblerを何度も撮影。今回はAudubon's Warbleを何度も撮影。これでこの鳥は卒業なんでしょうが。なかなか、そんな良い写真はないですね。

Cordilleran Flycatcher

^^;。この鳥もいっぱい同じような鳥がいるので本当に迷う。
とりあえず、2bar winge (二本の翼帯)tear eye-ring の特徴はある。だが、paciffic-slope Flycatcher,Dusky Flycatcher,Yellow bellied flycatcherなどがよく似ている。まあ、この場所から判断で識別したんですがね。
Cordilleran Flycatcher :ロッキアキノドメジロハエトリ

Cordilleran Flycatcher :ロッキアキノドメジロハエトリ
Red-faced Warbler :アカガオアメリカムシクイ

MTレモンにきた目的の1/3くらいはこのアメリカムシクイを撮影するためでしたが、出はよくて彼方此方で撮影できました。
8年前に見つけられなかったのは、もう少し標高を上げる必要があったのかも。標高が高い場所の方が確かにでは良かったのでそういう生息の鳥ということでしょう。
また、このアメリカムシクイもPainted WhitestartとかGrace's warblerと近い生息地でありアリゾナで見るべき鳥なんですね。

Red-faced Warbler :アカガオアメリカムシクイ
Olive Warbler:オリーブアメリカムシクイ

アリゾナにこの鳥がいるのは知っていたけど、MTレモンにことの鳥がいることは知りませんでした。
8年前にもみていません。でこのアメリカムシクイはアメリカムシクイではなく、オリーブアメリカムシクイなんです。分かりにくい!1族1種なんですね(オリーブアメリカムシクイ属 Peucedramus の唯一の種)。
また、このアメリカムシクイもRed-faced Warbler、Painted Whitestart、Grace's warblerと近い生息地でありアリゾナで見るべき鳥なんですね。

Olive Warbler:オリーブアメリカムシクイ

最後の写真は色も濃いオリーブ色で、雄の完全成鳥ということのようです。

Western Tanager :ニシフウキンチョウ

その日、MTレモンで2回ほどみました。8年前のアリゾナでも何度もみている鳥なんで、そんなに固執していなかったのですがガイドがやたらと撮影させようと努力するの付き合いましたが本当は他の鳥がいれば探してほしかった。
まあもう一人のメンバーは初なので良かったかもですが。

Western Tanager :ニシフウキンチョウ
Northern Ravenワタリガラス

凄く近かったので撮影しました。

ここでMTレモンの写真をアップしてみます。

眼下に見える町がツーソン

MTレモンのメインロードからはずれてダート道で山の峰のような場所に。数種の鳥がでましたがこれは初めてそこで撮影しました。

Greater Pewee:ミヤマヒタキモドキ

>

Greater Pewee:ミヤマヒタキモドキ

MTレモンのメインロードからはずれてダート道で山の峰のような場所に。数種の鳥がでましたがこれは初めてそこで撮影しました(ライファー)。
***Hermit Thrush:チャイロコツグミ>

Hermit Thrush:チャイロコツグミ

Pygmy Nuthatch:ヒメゴジュウカラ


他にはPainted Whitestart:カタジロアメリカムシクイもでましたが前編で紹介済。

MTレモンから降りてきてEast サワロ国立公園に向かう途中

この猛禽が電柱に止まっていました。最後の写真は電線を消す修正をしています。

Harris's Hawk :モモアカノスリ
Harris's Hawk :モモアカノスリ

東サワロ国立公園

MTレモンから降りてき東サワロ国立公園にいきました(サワロ国立公園は、東西に分かれています)
サワロサボテン(人形サボテン)、がニョキニョキ生えている国立公園なんです。
そこで撮影した鳥を5種(紹介済のですが、サボテンとのコラボ等)。既に夕方になっていて逆光が厳しい鳥もありました。
Gila woodpecker :サバクシマセゲラ

Gambel's quail:ズアカカンムリウズラ

Phainopepla:レンジャクモドキ

以下の2種の光は悪くはなかった。
Cactus Wren  :サボテンミソサザイ

Curve-billed Thrasher:マルハシツグミモドキ

これで2日目も終了です。
ここから最終日。2日間でまだ、Greater Roadrunner を撮影できていない。ガイドがE-birdで最近出ている場所を調べて、絶対見つけるぞモード。

最終日

LAS VISTAS付近

で朝一番で行った場所(LAS VISTAS付近)でついにGet!! 綺麗に撮影できたかは別にして最終日の午前中に行った場所には全て出てきた。
人工物が多くて良い写真は撮影できなかった。ただし、至近距離では撮影できたのでOKとしておこう。

Greater Roadrunner:オオミチバシリ


Greater Roadrunner を撮影したポイント(LAS VISTAS付近)で撮影したGreater Roadrunner:オオミチバシリ以外の鳥を紹介します。
その場所は真ん中に池があって、その周りに少しブッシュがある環境なんで、池にいた鳥とブッシュにでてきた鳥の紹介。

Black-tailed-Gnatcatcher:オグロブユムシクイ

Black-necked Stilt :クロエリセイタカシギ


他にはVerdin :アメリカツリスガラも出ましたが紹介済

スウィートウォーター・ウェットランド

次にスウィートウォーター・ウェットランドに行きました。ここも8年前に行った場所だけど、ぱっとしない印象だったけど。
やはり今回もぱっとしなかった。greater roadrunner はでてきたけど良い写真では全くなかった。

Yellow Warble:キイロアメリカムシクイ

Abert's Towhee:メグロトウヒチョウ

American coot :アメリオオバン

Eurasian Collared-Dove :シラコバト・・・アメリカでは移入種、日本でも同じなんでしょうが


野生のうさぎも出てきました。

エル・リオ保護区

スウィートウォーター・ウェットランドから最後の探鳥地のエル・リオ保護区に行きました。

Blue-gray Gnatcatcher :ブユムシクイ

Great-tailed Grackle & Ladder-backed woodpecker:オナガクロムクドリモドキ&シマアカゲラ

White-throated Swift:ムナジロアマツバメ

Neotropic cormorant:ナンベイヒメウ

Killdeer :フタオビチドリ


幼鳥がいました。

Spotted Sandpiper :アメリイソシギ


エル・リオ保護区は池を中心としたレストエリアがあり、その周りと池の岸で探鳥をしました。紹介済のシギチの写真で想像できるかもしれませんが、乾燥していて水位が下がっていて、池の岸が広がっていまして、そこにPhainopepla とVermilion Flycatcher がフライキャッチング.をして虫を捕っていました。
ガイドがそのシーンを撮影しろというのですが飛びものですので難しく歩留まり1割以下かな(´;ω;`)

Phainopepla とVermilion Flycatcher がフライキャッチング.

1枚目に写っている黒い点は虫かと思います

Phainopepla

>

Vermilion Flycatcher
< 
エル・リオ保護区には他に、Anna's hummingbirdがいましたが2回紹介しているし、それ以上の良い写真はありません。
2回飛びもの紹介しましたので、Arizona最後は、普通種ですがRed-tailed Hawk アカオノスリを紹介して終了します。

Red-tailed Hawk :アカオノスリ


その上空をアメリカ海軍のプロペラ機が飛んで行きました。

最後にバーガーキングでハンバーグを食べ、フェニックスからロスアンゼルスへフライト。LAX(空港)近くで1泊して帰国しました。
空港へ

フェニックス空港

LAX

Lax近くのクラウンプラザホテルから空港を撮影したもの。

これにて、やっとGWのコロラドアリゾナの探鳥記は完了です。

Arizonaにオオミチバシリを探しに(前編)

Northern Cardinal :ショウジョウコウカンチョウ

Arizona探鳥記 2019/05/02-05/04

Coloradoでのライチョウの求愛ダンスの探鳥記(Chiken Run)は公開しているが、その最後でArizonaに向かうところで終了している。本編はその続編(同じ旅で行った場所)。本来、コロラドの探鳥と同時期に掲載しなといけないのだが
(解約してしまったレンタルサーバーを移行して再編集しているものです。
デンバーでメンバーの一人と別れたあと、デンバー-フェニックス便に乗って、そこでまたレンタカーを借り、ツーソンに向かった。便を考えればツーソンまで行った方が良いのだけど、ツーソン便の値段が高い。ガイド分も負担となるので、ガイドにお願いしてフェニックス-ツーソンはドライブとなった。
宿はAirbnbという民泊のサイトで一軒家を予約しました。ツーソンの中心部の住宅街で「Art Deco Design Beauty」という宿に5/1-5/4で36千円でした3ベッドルーム、バスルームは2つとLDKで3人でしたので十分な広さでした。
住宅街のメインストリートに、レストランが幾つもあり、中に日本食もあって便利であった。

日程

2019/5/1 Denver⇒Phoenix 車で→Tucson
5/2の探鳥地

  • マデラキャニオン手前
  • Santa Rita Lodge(マデラキャニオン)
  • Patagoniaパタゴニア
  • Paton Center
  • Santa Rita Lodge

5/3の探鳥地

  • MTレモン
  • サワロ国立公園

5/4の探鳥地
LAS VISTAS付近

  • スウィートウォーター・ウェットランド
  • エル・リオ保護区

車で→Phoenix⇒Los Angels(泊)5/5 帰国

5/3の探鳥

マデラキャニオンの手前

コロラド州はまだ寒かったけど、アリゾナはもう初夏の陽気でベストシーズンでした。5/2は早朝からマデラキャニオン方面で探鳥しました。マデラキャニオンは8年前にセルフバーディングで行ったことがある場所でした。ですが、ガイドはマデラキャニオンに行く途中からダート道に入っていきました。そこにArizonaでは良く咲いているいる赤い花があって、そこで車をブラインド替りにして鳥を待ちました。

Ash-throated Flycatcher :ハイノドヒタキモドキ
Curve-billed Thrasher :マルハシツグミモドキ
Cactus Wren :サボテンミソサザイ

Cactus Wren :サボテンミソサザイ

Verdin :アメリカツリスガラ

この鳥、好きなタイプです。
ただね、花鳥風月はよいのですが、この赤い花は派手過ぎて鳥が負けてしまいそうです。
更に、マデラキャニオンでの赤い花のポイントから更に奥に進むと、複数のバーダーが何か探していました。ガイドもその鳥名を言ったと思いましたが、撮影もしてない鳥なんで忘れました。

その地点から引き返してダート道を走っていると、Greater RoadRunner(オオミチバシリ)が現れたけど、道を横切って消えてしまいました。リベンジしたかった鳥なのに!! またかと思いました。
その近くにでてきたのが、Lucy’s Warbler:ルシーアメリカムシクイ。でも頭の色のついたところが全く撮影できませんでした。こいつ本当に動きが速い。

Phainopepla :レンジャクモドキ

和名から連雀に近い種かなとおもったらsliky flycatcherに近い種のようです。ダートロードから再び、マデラキャニオンへの舗装道路に戻りましたが、戻った途端ガイドが、新しいSparrowがいるというのでストップ。そこに出てきたのがこの雀、

Botteri's Sparrow:チャバネスズメモドキ

Botteri's Sparrow:チャバネスズメモドキ
確かにこの雀は、中南米からUSAでは、アリゾナニューメキシコとテキサス南部にしかいない種のようです。

Bridled Titmouse(シロガオエボシガラ)

頭がとんがった鳥は、なかなか良い感じの鳥が多いですね。

この鳥は普通種で何度がでてきたので、撮影地は別の場所のものあります。

Santa Rita Lodge

この Lodge は前に1泊してますが、今回は泊り無しで、フィーダーとその近くのトレイルを見に来ました。
前回来た時よりフィーダーが整備されていて、そこに集まってくる鳥も多かった印象です。家禽のようですが、野生のTurkey(Wild):シチメンチョウがお出迎えしてくれました。

以下Santa Rita Lodge のフィーダーに集まってきた鳥の紹介です。

Acorn Woodpeckerは、コスタリカでもみていますし調べるとカリフォルニアあたりでも見られるので、広域種でしょうか。一度このキツツキは、かなり以前ですが、ドングリを集めるということで○○が来たでも放映されたことがあるので印象がある鳥です。


Acorn Woodpecker:ドングリキツツキ

Santa Rita Lodge のフィーダー意外でも撮影しました。

Arizona Woodpecker

ドングリキツツキの他のもう1種、キツツキがでてきました。Arizonaと英名がついているので、この地で見るべき鳥でしょう。Acon Woodpeckerに比べれば、出会う回数は低いですが、難しい鳥ではないと思います。

Rufous-crowned Sparrow

Rufous-crowned Sparrow(ズアカスズメモドキ)一瞬塀の上に乗ってすぐにどこかに行ってしまいました。少し前にRufous-winged Sparrowを紹介してますが、名前も似てますが容姿は少し違う、頭がRofous色で、白いアイリングと、黒と白の髭のような模様があり、この雀の特徴です。

Broad-billed Hummingbird:アカハシハチドリ

Black-chined Hummingbird・・和名ノドグロなんですが、構造色で光がうまくあたると喉が光沢のある紫になるのですが。それを上手く撮影した記憶がありません。今回も駄目で写真は不掲載。

Broad-billed Hummingbird:アカハシハチドリ

このハチドリは、結構綺麗ですし、綺麗に撮影できる機会の多い鳥です。

Hepatic Tanager:レンガフウキンチョウ

Lodgeのフィーダーでも撮影してますが、これはフィーダーではなく近くのトレイルで撮影したものです。

Mexican jay

[singlepic id=9176 w=480 h=320 float=center]Santa Rita Lodgeのフィーダーではないけど、そこから見える木の天辺にやってきました。

Mexican jay 

Mexican jay なんで、和名は従来メキシコカケスだったんですが、2つの種に分かれてしまいArizonaにすんでいるのは和名なしとなりました。メキシコカケスの和名を引き継いだのは英名でTransvolcanic Jayとなりました。この鳥はメキシコの雲霧林に住んでいる種だそうです。

ついでにフィーダーに出てきたリスも紹介しておきます。

Gray Squirrelかと

以下そのトレイルの入り口からトレイルでの撮影です。

 トレイルには紹介したHepatic Tanager(レンガフウキンチョウ)の他、数種の鳥が出てきました。そんな中で識別に不安な種でてきました。Brown-crested Flycatcher、Dusky Flycatcherの2種よく似ていて自信ないです。

Brown-crested Flycatcher
Dusky Flycatcher

Townsend's Warbler(タウンゼントアメリカムシクイ)がいるってガイドがいったので、それらしき鳥を撮影しました。でも、帰国してからチェックしてみるとどうも違う。

Hermit warblers:キガシラアメリカムシクイ
Hermit warblers:キガシラアメリカムシクイ

しかし、上手く撮影出来なかった。
それと同時に、

Warbling Vireo :ヒガシウタイモズモドキ


これは、昨年オハイオで何度も撮影した鳥です。

ターゲットバード

ガイドの話では、e-birdの情報では最近毎日ターゲットバードが、確認されているという。それに、Santa Rita Lodgeで鳴き声が聞こえたという。最後のダメ押しで、トレイルを戻って来たバーダーが見てきたと言っていた。
もうこのトレイルで探すしかない。ということで、クリーク沿いのトレイルを歩くことにしました。
すると私のターゲットバードではないけど、もうひとりの同行者には見て欲しかった鳥が出てきました。目つきが悪そうにみえるけど、良い感じのアメリカムシクイです。図鑑ではRedstartと出ているけどIOCではWhiteatartとなっている。

この鳥もUSAではこの付近でしかみられない鳥です。

Painted Whitestart:カタジロアメリカムシクイ
Painted Whitestart:カタジロアメリカムシクイ
Elegant Trogon:ウツクシキヌバネドリ

Painted Whitestart:カタジロアメリカムシクイが出てきた直後に、ついにターゲットバードが出てきました。しかし、逆光で。チョットこれでは追われないと思っていたのですが、結構フレンドリーで何度も撮影チャンスがありました。

8年前には声だけしか聞けませんでした。リベンジ成功。

Elegant Trogonウツクシキヌバネドリ

鳥も英名、和名も素敵です。USAでは、ほぼこのアリゾナ南部で見ることができません。日本人がよく行くコスタリカでも、日本人はほとんど行かない北の方にしかいないので、ここでみるのが一番だと思います。
Elegant Trogon(ウツクシキヌバネドリ)をGetして、ちょっと安心して昼食に。マデラキャニオンには食事する場所は全くありません。なので、Santa Rita Lodgeに宿泊の場合には自炊か、チョットハイウェイ近くまで戻ってということになります。今回も、ハイウェイ近くのマックで昼食。

Patagonia

で、その後の予定を聞いたら、Patagoniaでどうか?と。他に何処か行きたい場所あると言われたけど、特にアイディアもなくそこへ。

と言っても、パタゴニアというのは特定の場所ではなく、広いエリアのことなので何処に行くのかな?と思っていたら、Thick-billed kingbirdという珍鳥が出るパーキングエリアに行きました。8年前にも行ったけど出なかった。今回も出てきませんでした。・・まあ、仕方ないですね。

そこから、小さな街がある場所のロードサイドに行ったら、Arizonaで必見の鳥がでてきました。越冬地の南米でも見られる広域種ではありますが、ここでみるのが一番かとおもいます。

Vermilion Flycatcher:ベニタイランチョウ

Paton Center(Patonさんちのハチドリフィーダー)

 Vermilion Flycatcher:ベニタイランチョウを撮影した場所から住宅地に入るとPaton Center(Patonさんちのハチドリフィーダー)に行きました。8年前に!も行ってますが、ハチドリフィーダーの数も増えて、普通のフィーダーもあり拡張されていて鳥も沢山でてきました。
Patonさんちは、先々代?に自宅のハチドリフィーダーを一般向けに開放してかた現在も同様に一般バーダーの開放されている場所。感謝です。
そこのお宅に道路脇に路駐して直ぐに、ガイドが空をとんでいた猛禽を発見しました。

Zone-tailed Hawk:オビオノスリ


でも逆光が厳しかったですね。この鳥は、ペルーでもみていますので相当の広域種です。
庭にいくと直ぐに紹介済の
アカハシハチドリがいました。

Violet-crowned Hummingbird:スミレハチドリ

更に、ここのハチドリフィーダーに行ったら見なければいけないハチドリの紹介です。
Violet-crownedのとおり頭が紫色なんですが、なかなかその色がでないのです。もちろん、は紫色はでないのですが、も良い条件でないと色が薄く見えてしまいます。なんとか、現像の範囲内で紫色を出してみました。

Violet-crowned Hummingbird:スミレハチドリ
Gila Woodpecker:サバクシマセゲラ


Ladder-backed Woodpecker :シマアカゲラ

今回の旅では紹介していないけど8年前のArizonaで撮影済のキツツキです。アカゲラに似ているかな。まあ、アカゲラ風のキツツキは世界では多いですね。

Gambel’s Quail:ズアカカンムリウズラ


このウズラ、California Quail(カンムリウズラ)に似ている。
ここの庭を歩いて出てきました。8年前にはここには居なかったのだけど。
やはり、時期の問題というよりフィーダーが整備されてきたのが良かったように思います。

Lesser Goldfinch:ヒメキンヒワ

この鳥も8年前にはここには居ませんでした。シードフィーダーの効果が数羽群れでいました。




Plumbeous Vireo:ハイイロフタスジモズモドキ

以下「藤波report」の引用(抜粋)です。

和名フタスジモズモドキは1990年代までは英名 " Solitary Vireo " と呼ばれる一種類であったが、繁殖地が3か所に分かれて、オーバーラップする地域が少ないので近年3種類の別種に分けられて、それぞれ異なる英名と学名がつけられた。写真の " Plumbeous Vireo " はアリゾナから北へかけての中西部の内陸に生息している。その他の2種類は渡りの時期にニューヨークでも数多く見られる " Blue headed Vireo / Vireo solitarius " と西太平洋側の北で主に繁殖する " Cassin's Vireo / Vireo cassinii " である。カタリナ州立公園で営巣が見られるのは写真の " Plumbeous Vireo " だけである<<。



Patonさんちのフィーダーを離れて道沿いで鳥を探しました。しかし、あまり鳥はいませんでしたが、赤い鳥が

Summer Tanager:ナツフウキンチョウ

中南米でも見れる鳥ですが、やはりここで見るべき鳥です
♂は赤

♀は黄色です

ナイトバーディング

 パタゴニアで夕方までいて、そこからまたSanta Rita Lodgeに戻りました。
3種のフクロウがいるんですが、見られたのはこの1種のみ。もう1種鳴いてたんですが。難しいですね。
ガイドは夜遅くまで頑張ってくれて感謝です。まあ、ツーソン市内の戻りが10時近くになってしまってその日の夕食はドーナツだけになってしまいましたけど

Whiskered Screech-Owl:ヒゲコノハズク


これでArizonaの初日の探鳥は終了です、

近所の鳥撮影

クロサギ

 酷暑で引きこもりばかりでは、ぜい肉は溜まっても写真は溜まらない。なので、自転車で近所の海岸には週2-3度行ってはいるが、何もいない

クロサギ

 何もいない。まあ、今日も当然と思っていたが、三番瀬と反対側のどぶ川が流れ込む方に行ってみたら、え何これと思って双眼鏡でみたら。クロサギがいた。こっちを気にはしていたが比較的近距離で撮影することができた。
 翌日の朝行ってみたら、まだ居た。近くに飛んできて伸びをしてどこかに飛んで行ってしまったが、まあ、楽しませてくれた。

クロサギ

チュウシャクシギ

1週間くらい2羽海岸にいたけど、特にめずらしくもなく

チュウシャクシギ

他には、キアシシギくらい。沖に面した側にはキョウジョシギが数羽・・・春に比べると、数が極めて少ない。

 他には、トーネン6羽、コサギチュウサギダイサギ・・・普通種なんですね。
 普通種を普通に撮影しても仕方ないので、トーネンは超ローアングルで、白いサギはスローシャッターで流し撮りで少し面白い写真にならないかとトライしてみた。

トーネン

トーネン

白いサギ

 最初 SS1/30でトライしたが全く止まらないので、1/50でトライしてみた。歩留まり1/300くらいだった。

再びの三番瀬

再び不芳だった三番瀬

 9/11にそろそろどうかなって思い見に行ってきた。午前中都合が悪かったので午後の干潮時から満ちてくる時に行ってきた。いつもは、干潮から2-3時間後から引き潮で干潮になるまでの時間に撮影するのが普通だけど、逆なんでどうかな?と思ったのだけど、中潮だったので鳥は飛散してはいなかった。

見られたのは普通種ばかりだったけど

 居たのは、ダイゼン+20、

トウネン+10羽
トウネン

上の写真は、チョット違和感を感じヨーロッパトーネンかもとも思っていたけど?

メダイチドリ+10
メダイチドリ

 いつも、この時期なたオオメダイチドリがなんとか見つけられるのだけど!今年はダメかな。

オオソリハシシギ


これ1羽しかいないって?どういうこと

ヨーロッパトーネン

 1時間半くらい干潟を歩いてもう何の成果もないかと諦めかかていたら、一緒に行った鳥友がヨロネン!って叫ぶので行ってみたらこの個体が。典型的な特徴が、嘴が細く長く、風切り羽が尾羽より長い、羽の模様も今の時期だとトーネンと違う。識別が得意ではない我々でも分かった。

ヨーロッパトーネン

 以上に加えてソリハシシギも1羽、キアシシギ6羽、ミヤコドリ8羽 程度だったかな
 シロチドリ見なかったかも。当然、ハジロコチドリも当然いない。・・寂しい三番瀬は続く。

 

8月の記録

シベリアオオハシシギ

8月の探鳥記録

 記録的な猛暑だったので、引きこもり生活をしてたけど、数回探鳥に行ってきた。書いておかないと忘れてしまうので記録として。
三番瀬に近い場所に住んでいるのに1度も行かないのは?ということで見に行ってきた。
・前から出ていたのは知っていたけど詳しい場所が分かったので、ハジロクロハラアジサシ&クロハラアジサシを
・シベリアオオハシシギシギが出たという噂で
・シベリアオオハシシギに行った日に別の場所でジャワアカガシラサギが出たというので

秋の渡りの三番瀬

 何もいないのは分かってはいたが、様子見で行ってみた。・・・何もいなくって暑かっただけだけど。メダイチドリソリハシシギキアシシギ、ミヤコドリ程度。数年前ならコアジサシの大群が入っている時期なんだけど・・・寂しい三番瀬

メダイチドリ
ソリハシシギ
ミヤコドリ

ハジロクロハラアジサシ&クロハラアジサシ 8/11

 前からFBに載っていてある程度場所もつかんでいたけど、迷っているうちに8月中旬になってしまった。何か、ハシグロクラハラアジサシ?とかいう謎の情報があったので思い腰を上げて行ってきた。直ぐに見つかったのだが、逆光の場所で、被写体がピカピカになってしまった。なお、ハシグロクラハラアジサシ?の珍情報は間違いであった。

ハジロクロハラアジサシ

ハジロクロハラアジサシも数羽いて、羽が夏羽から冬羽に変わりつつある個体で色々なタイプが観察できたのは良いが、光が逆光。また飛翔も飛んで行った方向が悪く、腕も悪く💦

クロハラアジサシ

クロハラアジサシも同様に色々な色のパターンのがいたが、少しまともな飛翔のを1枚。
運が良かったのか?悪かったのか翌日には居なくなったようでラストチャンスの日に行ってようだった。

シベリアオオハシシギ

 珍鳥であるが、2-3年前に稲敷で夏羽のが出たが運悪く見つけられなくて。2013/7の葛西臨海公園以来11年ぶりであった。
教えていただいたポイントに行くと1時間半前に飛んで行って帰るのを待っているとのこと。ああ~!・・で1時間以上待っていたら皆さん帰りはじめ、最後になってしまった。前に動いた車の方向を確認してたのでそちらに探しに行ってみようかと思っていたら地元のCMの車が通りがかったので話してみたら、親切にも「遠いとこからきたんなら、場所教えるから行ってみて」と。教えて頂いた場所に行くといた~!!
 なお、私自身は分からないけど、今回のシベリアオオハシシギは葛西臨海公園のと同様に幼鳥との見解がある。
前の車が行った方向であったが探さなくてよかった。・・・なんとラッキー

シベリアオオハシシギ

ジャワアカガシラサギ探し 8/23

 8/15に稲敷に出たけど翌日いなくなったと聞いてきいいたが、8/22に戻って来たととの知らせがあり、翌日駆け付けたが、朝からいないという。午前中まで粘っていたが戻ってこない。仕方ないのでせっかくここまで来たのだから蓮根街道でシギチを探してみたけど。これも不発。レンコンが道端で100円で無人販売してたのでこれを購入して、最後に少しコジュリンでもさがして帰ろうか!ということになった。
その場所にいったら、声が聞こえてすぐに見つかった。コジュリンにしては比較的近くに来てくれて撮影できたのは良かった。これなかったら、完全に外れの日だった。

コジュリン