鳥ウキウキ

過去のものを含めた探鳥の記録と鳥の紹介です。

コクジャク4種(Peacock Pheasant)

Bornean Peacock Pheasantと他のPeacok Pheasant

 先週、ブルネイ経由でボルネオに探鳥に行ってきました。最近開発されたフィーダーで特殊な雉が撮影できるようでFBで見かけるようになった。
 その一種がこのBornean Peacock Pheasant (ボルネオコクジャク)であった。この鳥は、Malay peacock-pheasant (エボシコクジャクマレー半島に生息)と似ている。しかし、Malay は写真でしか見たことないが、ボルネオの方が綺麗だと思う。
 ボルネオコクジャクも生息地は狭く、今回はサバ州のコタキナバル近く(車で2-3時間)の山村で村営のフィーダーでの撮影であった。ガイドの言によれば、保護しないと捕まえられて食べられてしまうとのことで、村営のフィーダーで得た収入で保護したりしているというが、” Hide fee costs an arm and a leg”。目が飛び出てしまうほどの高さ(ガイドフィーに含まれているが、質問してみた)。

 そのハイドへの道のりも少し厳しく、30度以上の気温、湿度80%以上で途中から密林の山登り、行き1時間、帰り45分かかった。💦が止まらなかった。
 そしてそのハイドで1日、2回でてきたが、他に出てきた鳥は他のキジ1種。カワセミ1種くらい。
 それでやっと撮影したボルネオコクジャクの写真

Bornean Peacok Pheasant

他のコクジャク

 東南アジアには、Peacok Pheasantが8種いる。Palawan、Malay、Bornean、Gemain’s、Hainan、Grey、Mountain、Bronze-Tailedの8種。今までに、3種みたのでBornean Peacock Pheasant (ボルネオコクジャク)が4種目となった。以下、これまでに見た3種の紹介です。

Palawan Peacock Pheasant (パラワンコクジャク

 このコクジャクが一番美しいと言われているコクジャクです。撮影したのは2018年11月、パラワン島プエルトプリンセサでのバードフォトグラフィーレース後、延長したバードウォッチングで、地下河川のあるサバン(世界遺産)。小舟でしかアクセスできない場所でしたが、フレンドリーな個体が1羽いました。その個体は、お年寄りで、翌年寿命を迎えたとかで、今この種をみるのは出来なくはないけど極めて難しい状況になってしまいました。貴重な最後のチャンスでした。

Palawan Peacok Pheasant
Mountain Peacock Pheasant (アカコクジャク

 このコクジャクを見たのは、2016年に、紹介済のRail Babbler(クイナチメドリ)とこの鳥、Mangrove Pitta(マングローブヤイロチョウ)、Malaysian hill Partridge (マレーシアミヤマテッケイ)の4種の珍鳥を3泊4日で撮影するという弾丸鳥見旅ででした。
 場所は覚えてませんが、高原リゾートのような(フレーザーヒルではない)場所で、ブラインド撮影でした。

Mountain Peacock Pheasant
Grey Peacock Pheasant(コクジャク

 紹介済ですが、今年2月にKaeng Krachan National Park 近くの常設ハイドでの撮影でした。
 写真も再度掲載です。

Grey Peacock Pheasant
Bronze-Tailed Peacok Pheasant

 撮影は出来なかったのですが、スマトラ島のKerinci Seblat National Park 近くのタッパンロードの3mくらいの幅の未舗装道路を1秒くらいで駆け抜けていきました(この時、声は聞こえたのですが)・・惜しかった。