ボルネオの珍鳥を求て・・ブルネイの探鳥前編
11/14の朝便でコタキナバルからブルネイへ、フライト時間は30分ほど。離陸し水平飛行なしで着陸となるほど近い距離である。
そこでガイドの迎えを受けた。その時、バックパックにミルワームを潜ませていたので少しドキドキしていたら、同行者の方が関税の官吏につかまってしまい。時間が掛かった。ブルネイで疑われるのは、お酒を申告なしで持ち込んでいないか?・・・知らんかったけど持っていたので申告書を書かせられていたとか💦
Bornean Bristlehead ブタゲモズ
今回のメインターゲットは、Bornean Bristlehead 、ボルネオ固有種で1属1種の鳥。ボルネオに来るバーダーの最も見たい鳥の1つである。
テリトリーがなく定住の場所がなく、キャノピーの高い場所にいるのが普通なので凄く探すのも、撮影も難しい鳥ということのようです。
今回は到着日の午前に少し、あとは16日の午前中を除いて毎午前中にトライした。ガイドの話では、定住してないけど、いくつかの群れ(2-5羽)が定例的に回ってくる場所があるので数日掛ければ撮影できるとのことだったはずだけど、環境変わったんか、気候が今年おかしいのか全く不振。唯一19日の午前中、ガイドが来たと言って、慌てないでと言った後2-3分木の後ろでフライキャッチングしていたみたいだが前の方には来なかった。しかし一瞬、遠くの枝になんか止まったと思ってみてみると、フォーカスがなかなか合わない、やっと何か頭赤いし、Bornean Bristlehead かもと思って、同行者に知らようかと思ったら飛ばれてしまった。
その超証拠写真が以下の写真です。
宿泊地
今回は、前回と違いトゥトン地区での宿泊。以前は森の中の小屋で4人部屋のドミトリーであったようだが、そこが一般客が利用できなくなった、その近くのアパートになったので料金も上がってしまったようである。ブルネイは、首都近辺は宿はあるが、チョット地方に行くと宿がないようである。それと、市場経済ではないので経済合理性が働かないので日本人からするとおかしな状態(アパートもテナントががら空きなのだけど、料金は下がらないとか)
ブルネイでの探鳥
サイチョウ
ターゲットがBornean Bristleheadなので16日以外はそれを探しに(2箇所)、午後は基本的には Helmeted Hornbill オナガサイチョウなどのサイチョウ狙い。Helmeted Hornbillは、マレーシア、ボルネオで一番難しいサイチョウといわれている。それを、丘の上のポイントから見ようというのだが、これも一度も来なかった。ただ16日にヤイロチョウを撮影に行った時に飛んで来て遠い木に止まったのをみたが、ほんの一瞬で見えない場所に隠れてそのまま飛んで行ってしまった(しっかり見る事はできたのだが)。
そんな探鳥であったので日ごとに記載するほど内容がないので、まずサイチョウ3種の写真を
小さな鳥3種
広域種ですが、Orange-bellied Flowerpecker Dicaeum trigonostigma オレンジハナドリ
一応ボルネオ固有種で、Yellow-rumped Flowerpecker キゴシハナドリモドキ
これも、広域種ですがDark-necked Tailorbird ノドグロサイホウチョウ
五色鳥2種
ボルネオ固有種で、普通集ですがBrown Barbet チャイロゴシキドリ
こちらは広域種ですがRed-throated Barbet ノドアカゴシキドリ♂♀を
宿の通路にいた虫を2種
バイオリン虫>
種名は不明ですが、尾の長い蛾
別の夕景を