3日目(2月18日)
朝食後、7時から17時までTab Toon’sHide に入って1日探鳥。
kaeng krachan NPに以前来た時に、別の常設ハイドで撮影したことがあり、1日はハイド撮影と決めていた。その時の経験から、常設ハイドではガイドは不要と分かっていた。前回、ガイドは、寝ていた時もあったし、時々席を外していた。まあ、バンコクからずーっとガイド雇ったらハイドの間もガイドを拘束しているので、その間のガイド料はかかっても仕方ないけど、無駄だと思っていた。
今回は、宿でハイドを予約してくれたので一人 250バーツ/Day。そこまでの、送り迎えが200バーツ(往復)くらい。当日の結果は以下の通りでコスパ抜群のバードウォッチングとなった。
ハイドにてTab Toon’sHide
上記はe*-birdの記録のページにリンクしています。
既に書いているがBlue Pitta(ルリヤイロチョウ)が出ているというのでこのハイドを事前に予約しておいたのだが、その後、Gray Peacock-Pheasant(コクジャク)、Ferruginous Partridge(アカチャシャコ)も出ている記録が出てきた。上手くいけばと期待、不安半ばで待っていると
着いて早々にルリヤイロチョウが出て来てくれた。その後2回、計3回も出て来てくれた。このハイドの作りが工夫してあって、窪んだ地形を横切ってハイドがあり、前と後ろに観察穴があいていた、ルリヤイロチョウはその後ろ側で観察できるようになっていた。
そのあとは、キジ祭りみたいな状況となった。前回のハイド撮影では1-2回しか出てこなかったKalij Pheasant ミヤマハッカン ♂♀、は何度も、Bar-backed Partridge チャムネミヤマテッケイ2回、Scaly-breasted Partridge アオアシミヤマテッケイ2回、Red Junglefowl セキショクヤケイ ♂、♀も何度もと、キジ4種を堪能した。
キジの他には、Indochinese Blue Flycatcher 、Black-naped Monarch クロエリヒタキ
常連のGreater Necklaced Laughingthrush クビワガビチョウ、Lesser Necklaced Laughingthrush ヒメクビワガビチョウも(山では、まず出会えないのですが)
更にFerruginous Partridge(アカチャシャコ)も4時少し前に出てきた。ペアではないかと思われる。フレンドリーで最短切るくらいまで近づいてきた。
Gray Peacock-Pheasant(コクジャク)
更に4時過ぎ、4回目のGray Peacock-Pheasant(コクジャク)♀の登場。直ぐに引っ込んでしまうと思ったら右手から更に大きい個体が。とその瞬間羽を広げ求愛ダンスをしだす。(アイキャッチに使った写真)
なんという幸運、♂の求愛ダンスがみられるとは。これで出てくれたらと思う鳥が全て出た。凄くラッキーだった。まあ、Scimitar babblers(マルハシ)が出てこなかったのが少し残念ではあった。
他には、White-Rumped Shama アカハラシキチョウ、Puff-throated Babbler ムナフジチメドリ、Taiga Flycatcher オジロビタキ、Asian Emerald Dove キンバト、Black-Crested Bulbul クロボウシヒヨドリSiberian Blue Robin コルリ♀、Stripe-throated Bulbul キビタイヒヨドリ、Racket-tailed Treepie クロラケットオナガ、Spotted Dove カノコバト、Streak-eared Bulbul ミミスジヒヨドリ、Brown-cheeked Fulvetta ハイガシラチメドリ
ナイトウォーク
やった!って感じで意気揚々と宿に戻って、6時からディナー。その日は更に7時からナイトウォーク。宿の庭を探す。ガイドは、その時は知らなかったが翌日からケーンクラチャンのガイドとなるMr.SONであった。
目と耳はよさそうであったが、フクロウ類は1種だけ
他にはCommon Tailorbird オナガサイホウチョウ、Yellow-browed Warbler キマユムシクイ、Kalij Pheasant ミヤマハッカン ♂♀ 塒を撮影できた。
鳥の塒、特にキジの塒がみられたのは良かったかな。
鳥だけでななく、毒蛇、綺麗な虫、トカゲなども見せてくれたが、2時間の割にはチョト成果が乏しかったような。ただ、よく2時間も頑張ってくれたねって。・・途中で切り上げても良いかと思ったけどガイドが一生懸命だったので言い出せなかったです。